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豊かな食材楽しんで

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    大腸がんと腎臓がん。国立がんセンターの垣添忠生総長(65)は自身が2度のがんを経験した。
    お酒が好きで、肉も魚もよく食べ、会食も多い。

    「がんの30%は食生活が原因と言われていますから」。
    7年前、早期大腸がんの治療後、食生活を改め、自分で料理も始めた。
    食べ過ぎず、飲み過ぎず、野菜や果物をしっかり取る。

    毎朝5時起床。
    新聞は、政治や経済だけではなく、家庭面も開く。
    気になる料理のレシピは、切り取ってファイル帳に保存。
    ごはんにみそ汁、焼き魚などの朝食は自分で用意する。
    電車で通勤して、午前7時には総長室で仕事開始だ。

    国民の2人に1人ががんになる時代。
    野菜や果物を多く取る人ほど、がんになりにくい、と国際的に認められ、個別の食品の機能についての研究も盛んだ。

    しかし近年、栄養成分ごとの比較研究は、効果に懐疑的な結果も多い。
    食物繊維による大腸がん予防の効果ははっきりせず、喫煙者がベータカロチンを大量に摂取するとかえって肺がんが増えた。

    国内のがん研究のトップに立つ垣添総長は、個々の成分にはこだわらず、「野菜をたくさん、おいしく食べる」と語る。
    妻に手料理をふるまうのも楽しみだ。

    国民の健康を改善するため、国が項目別に目標値を定めた「健康日本21」では、野菜の目標摂取量を1日350グラム以上とした。
    ところが昨年まとまった中間評価では267グラムと、目標を設定した5年前の292グラムから減少した。生野菜のサラダは見た目より重量が少なく、煮た野菜摂取の減少などが指摘される。

    その中で、中高年世代をターゲットに、サプリメント(栄養補助食品)など健康食品が広がりを見せる。

    市場調査会社の富士経済によると、健康食品の国内販売高は、1997年の約1兆1500億円から昨年には約1兆8500億円に増加。
    なかでも、生活習慣病に関連する商品は、約300億円だったのが約2300億円へと、8倍近くに跳ね上がった。


    一方、世界一のサプリメント大国、アメリカでは特定の栄養素を大量摂取する弊害への懸念から、規制への動きも出ている。昨年末には、製造・販売業者に対し、重い副作用が出た場合、国への報告を義務づける法律が成立した。



    老化防止のアイデアを取り入れた料理の食事会(先月31日、東京・千代田区で) 先月末、NPO(非営利組織)「元気な120才を創る会」が主催する食事会が東京都内のレストランで開かれた。料理のテーマは「認知症予防」。和、洋の一流シェフが腕をふるったのは、海藻サラダ、寒サバみそ煮の煮野菜添え、オリーブオイルで焼いた寒ブリ、五穀入りの中国風おこわなど11品目。

    長寿者の遺伝子研究などに取り組む医師で、東京都老人総合研究所の白沢卓二部長が監修。
    疫学調査などから分かった、認知症を防ぐ可能性がある野菜や魚が中心のメニューだ。

    「特定の栄養成分に着目した研究では、明確な効果は確認できていない。食物としての摂取に意味がある」と白沢部長。
    豊かな食材で料理を楽しむ――医師たちも食の基本に目を向けている。
    (読売新聞より)





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