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    「この年でも、到達できるんだ」

    東京都大田区のYさん(67)は昨年1月、アルゼンチンの南米大陸最高峰・アコンカグア(標高6959メートル)を極めた。
    現地入り17日目、時には馬で移動する厳しい行程だ。
    前年の欧州最高峰エルブルース(ロシア、5642メートル)登頂に続く挑戦だった。

    Yさんは大手コンピューター会社に技術者として勤務。
    山は好きだったが、仕事は忙しく、休日登山さえ難しくなった。
    関連会社を経て、62歳で退職後、海外最高峰への夢がわいた。

    5、6000メートルの高地は酸素濃度が地上の約半分。
    頭痛や吐き気、意識レベルの低下などを招く高山病の危険がある。

    70歳でエベレスト登頂に成功し、75歳での再登頂を目指すプロスキーヤーの三浦雄一郎さん(74)は、低酸素の訓練施設を東京都内で運営する。「海外を目指す中高年は増えている」と三浦さん。
    施設は希望者に開放し、1日おきに10キロを歩くYさんも、利用して身体を慣らした。登山熱はより高い目標へと向かう。

    東京都老人総合研究所の調査では、76歳以上の歩行速度はその10年前の65歳以上のペースに若返り、握力などの数字も向上した。身体能力の向上が、中高年の挑戦を支える。

    昨年、国土交通省が首都圏の団塊の世代を対象に行った「暮らし方」に関する意識調査(複数回答)では、「健康の維持・増進に気をつけて暮らす」が64%で1位。気軽な運動への関心も高い。

    「負荷は軽く短時間で効果がある」と近年、注目を集めているのが「加圧トレーニング」だ。
    腕や足の付け根を専用のベルトで圧迫して、足の曲げ伸ばしやダンベル運動などをする。1回の時間が10分程度と短くてよいのが特徴。
    スポーツジムなどで行われている。

    東京大大学院新領域創成科学研究科の安部孝・客員教授(健康スポーツ科学)によると、筋肉内の血流が制限されると、体が実際の負荷以上に「きつい」と感じ、たんぱく合成が増幅され、筋力がアップするという。実践者は20万人と言われる。

    トレーニングと言えば、体に負荷を与えるものだが、逆に体を弛緩(しかん)させる体操が、世界遺産の熊野古道で知られる三重県熊野市を中心とした紀南地域(3市町)から広がっている。それが「ゆる体操」だ。

    「ぷらぷら〜、ぷらぷら〜」。動きに合わせた言葉を唱えながら、手足をさすり、腰や背中をクネクネさせる。激しい動きはなく、貧乏ゆすりのような一見奇妙な動きなど100近い種類がある。

    「筋肉をゆるめた楽な動きで、血行などが改善する」という考えで、東京都内の武道家高岡英夫さん(58)が考案。
    岐阜大医学部の分析では、肥満や心理状態に良い効果が認められた。
    紀南地域では1997年に市民の健康づくりに取り入れた。ほかにも、全国6の自治体が採用している。

    限界に挑む、あるいは気楽に、中高年の運動は多様に広がる。

    (読売新聞より)

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